ReelWorks, デジタルクリエイター 2026年8月1日

AIで動画をつくる会社を始めました。ただし「AIだけ」ではやりません

AI動画制作の「ReelWorks」を始めました。

サイトはこちらです。 https://yuichiishikawa.com/reelworks/

何をやる会社なのか、なぜ始めたのか、そしてAI動画について正直に思っていることを書いておきます。


「撮れないから諦める」をなくしたかった

映像制作には、内容と関係のないところで諦めが発生します。

ロケ地が押さえられない。天候が読めない。イメージに合う人が見つからない。撮影は1日で終わっても、準備と調整に何ヶ月もかかる。そして見積もりを見て、演出を削る。

つくりたいものが決まっているのに、それを実現する手段のほうがボトルネックになる。この状態がずっと不合理だと感じていました。

生成AIは、ここを崩します。ロケに行かなくても舞台がつくれる。キャスティングの調整をしなくても、狙ったビジュアルが出せる。同じ予算でできることの幅が、明らかに変わりました。

ReelWorksは、この変化を仕事として使えるところまで持っていくための会社です。


それでも、AIだけでは広告になりません

ここは正直に書いておきたいところです。

生成AIで出した映像は、単体で見れば十分にすごい。ただ、それをそのまま並べても「すごい映像」で止まってしまって、「伝わる映像」にはなりません。

広告として機能するかどうかを決めているのは、実は生成の前後にある工程です。

前にある工程は、企画です。 誰に、何を、どういう順番で見せるのか。ここが決まっていない状態でAIに指示を出しても、きれいなカットが無秩序に増えるだけです。何を言わないかを決める作業でもあります。

後にある工程は、編集です。 カットの長さ、切り替わるタイミング、テロップの出方、音の入り方。同じ素材でも、この組み立て方だけで伝わり方はまったく変わります。

そして、必要なら実写も撮ります。AIが苦手なもの、実物を見せたほうが早いものは確かにあって、そこを無理にAIで押し通す理由はありません。

「AIで安く速く」だけを売りにすると、この前後の工程が真っ先に削られます。削った結果できあがるのは、きれいだけれど何も残らない映像です。それは避けたいと思っています。


つくれる人を増やすほうもやります

制作を請け負うのと並行して、マンツーマンのスクールも始めます。

ここには少し個人的な理由があります。

私はもともとパーソナルトレーナーで、17年ほどこの仕事をしています。指導の考え方として一貫して置いているのが「卒業」です。トレーナーがいないと動けない体をつくるのではなく、自分ひとりで続けられる状態まで持っていって、そこで手を離す。依存させないことを目標にしています。

動画制作でも、同じことができると思っています。

つくり続けてほしいものが社内にあるなら、外注し続けるより自分たちで回せるほうが強い。副業として始めたいなら、教わったことをそのまま自分の仕事にできる形で持ち帰ってもらいたい。

なので、スクールは座学をしません。教材用のサンプルもつくりません。受講される方が実際につくりたい動画を、その場で題材にします。企画から書き出しまで一緒にやって、終わったときに手元に残るのは、完成した1本と、次の1本を自分でつくれる手順です。

  • 1日コース(3〜4時間) 49,800円
  • 2日間コース(3〜4時間 × 2日) 79,800円
  • 対面の場合は東京都中央区新富のスタジオ、オンラインも可

実績について

サイトには3件だけ載せました。

  • 商品LPと、商品訴求用のAI動画10本
  • 店舗サイトの構築と、解説動画の統合
  • 科学検証×AI映像シリーズ(YouTube / Instagram)

数を増やそうと思えば書けるのですが、実際に見てもらえるものだけに絞りました。動画はサイト上でそのまま再生できます。サイトは実物へのリンクです。確認できないものを並べても意味がないと思っています。

このうち3つ目は自分のチャンネルです。企画も台本もAI映像生成も編集も、ぜんぶひとりで回しています。ゼロから始めて約2か月で登録者7,000人、現在は9,700人を超えました。最高再生数は20.7万回です(2026年8月時点。現在非公開にしている動画で140万回再生を超えているものもあります。)

数字そのものより、そこから分かったことのほうが仕事に効いています。

いちばん大きかったのは、前の回を知らなくても単体で成立する内容のほうが、はるかに伸びるという事実でした。シリーズものとして前回の内容を前提にした回は、同じくらいの労力をかけても表示のされ方が明確に落ちる。逆に「これはいくらかかるのか」「本当に実現できるのか」といった、誰でも入り口に立てる問いから始めた回は強く伸びました。

もうひとつは、投稿の間隔です。前の投稿の保存数の伸びが前日の半分くらいまで落ちたタイミングで次を出す。これを守るようになってから、投稿同士が食い合わなくなりました。

こういう判断は、自分で運用していないと出てこないものだと思っています。制作を請け負うときも、スクールで教えるときも、ここが土台になっています。


相談してもらえると嬉しいこと

「こういう映像はつくれるのか」という段階の質問が、いちばん歓迎です。

できることとできないことがはっきりしている技術なので、企画が固まる前に一度話したほうが、結果的に早いことが多いです。予算に対して何ができるのかという話も、遠慮なく聞いてください。

スクールについても同じで、「自分にもできるのか知りたい」だけで構いません。

  • サイト: https://yuichiishikawa.com/reelworks/
  • LINE: @340bfrij
  • メール: info@yuichiishikawa.com

つくりたいものが、手段の都合で削られないように。そこをやる会社にしていきます。

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